【TC24 レポート】Day1: Pulseを理解し、最適に構成する #DATA24
こんにちは、データアナリティクス営業部のTORAMIです。
2024年4月29日(月) ~ 2024年5月1日(水)米国サンディエゴ開催のTableau Conference 2024(TC24)
今回クラスメソッドからは3人のメンバーが現地参戦してきました。
本記事では、Day1にDATA VILLAGE THEATER3での 「Understand and Configure Pulse Optimally」
「Pulseを理解し、最適に構成する」のセッションについてのレポートとなります。
本セッションの目的は、Pulseについて改めての確認や今後についての情報等の入手となります。
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Einstein(アインシュタイン) によるセッションの概要
さて、振り返りながら本セッションの内容をまとめていきたいと思います。
TC24でのセッション一部で「Einstein(アインシュタイン) によるセッションの概要」で確認をする事ができます。超便利!ありがたい。
(英語での概要をGoogle翻訳にて日本語に変換しています)
Einstein によるセッションの概要:このセッションでは、ビジネス ユーザーが標準化されたデータを表示して理解できるように設計された機能である Pulse の使用方法について包括的に説明しました。オーストラリアに拠点を置く講演者は、隔週の機能リリースサイクルを誇り、ユーザーが常に最新のツールにアクセスできるようにする Pulse の実用性を強調しました。このセッションでは、メトリクスとメトリクス定義の違い、メトリクス定義の作成、アナリストとビジネス ユーザーの視点、ライブ データや抽出を含むさまざまなデータ ソースとの統合について説明しました。参加者は、Pulse ユーザー インターフェイスとその機能 (メトリクスの追跡、Slack または電子メール経由でのダイジェスト更新の受信、動的データ クエリに対する Q&A 機能の利用など) についても紹介されました。
そして下記は「Notta」で本セッションを全部録音後、要約、翻訳 でのセッション概要(要約)
このミーティングでは、ビジネス・ユーザーがデータをより利用しやすくするために設計された新製品、Pulseの紹介が行われた。発表者は、メトリクス定義とメトリクスの違い、アナリストがメトリクスの定義を作成する方法、ビジネス・ユーザーがメトリクスをフォローし対話する方法など、Pulseの主な機能を実演した。Pulseは様々なデータソースをサポートし、メトリクスのフィルタリングと分解を可能にし、ビジュアライゼーションと自然言語クエリを通して洞察を提供します。このミーティングでは、今後の機能についても話し合われ、Pulse へのアクセスとフィードバックの方法が説明されました。
セッション内容
Agendaは以下でした。
- Metric Definition vs Metric
- Pulse from the Analyst Standpoint
- Pulse from the Business User Standpoint
重要ポイント
アインシュタインの重要なポイント:
• Pulseは 2 週間ごとに更新され、ユーザーがデータ分析に活用できる動的で急速に進化するツールセットを提供します。
• ビジネス ユーザーは、ダイジェスト更新の設定を設定し、重要なデータ変更に対する洞察の概要を利用することで、Pulse エクスペリエンスをパーソナライズできます。
• このセッションでは、メトリクス定義における単一の信頼できる情報源の重要性と、既存の Tableau ダッシュボードからのブートストラップ機能によるメトリクスの便利な作成について強調しました。
セッションスライドで振り返る
話の流れ的には、いくつかのシナリオを元にPulseの説明がされました。
枠で囲まれている上の4つは、同じメトリクスの定義に基づく4つのメトリクスとなっています。
メトリクスは以下の一意の組み合わせをもつメトリクス定義のインスタンス
- 日付けオプション(月累計(MTD)、先月、先週など)
- ディメンションフィルター
メトリクスは簡単に、設定できるんですね~
日付を設定したり、ディメンションフィルターを変える事(大きさ)で、同じメトリクス定義に基づいてメトリクスをいくつも作成できるという事ですね。
データソースに関する注意事項
- ライブまたは抽出、ブリッジ、バーチャルコネクトセキュリティをサポート
- データソースにはすくなくとも1つの時刻が含まれている必要がある
- インサイトは列名を継承する
- 会計年度が1月に開始しない場合は、データソースで指定する必要がある
改めてですが、会計年度は日本のお客様のほとんどが、4月はじまりのお客様が多いので、ここは簡単に設定できるようになってほしい部分ですねという感想。
ブートストラップ機能によるメトリクスの便利な作成
ディメンションフィルターの定義は、フィルタリングだけでなく自動インサイト検出やメトリクスの内訳にも使用されるため非常に重要。
メトリック作成 洞察
いいねボタンがついてますね。
メールで送るかSlackで送る?
毎日送る、週、月などで送る?とかとか確認するペースで設定する。
まとめ
Tableau Pulse はデータ分析を民主化するように設計されており、従来のデータ専門家ではないビジネス ユーザーにパーソナライズされた洞察を提供がされます。
別のセッションで以下のような事も発表されていました。
Tableau Pulse の今後の機能には、動的なメトリクスのグループ化、モバイル インタラクティブ性の強化、Microsoft Teams などのコラボレーション ツールとの統合が含まれます。
Pulse と生成 AI の統合により、洞察の自動生成が促進され、ワークフローに合った形式で実用的なデータがユーザーに提供されます。
おお!お客様でもTeams使われているお客様が多いですからね。
Pulseは 2週間ごとにアップデートがかかるそうなので、きっと来年の今頃には、もっと進化がされている事だろうと感じました。
ビジネスユーザー側が信頼できるデータを元に、よりデータ活用していくためにも、データをきちんと貯めておく(DWH等)事が重要です。一緒にセッションを聞いたお客様とも話題となったポイントです。
今後のお客様の活用シーンをイメージしながら提案をしたい部分だと感じました。